■間食が及ぼすダイエットへの悪影響


間食とダイエットの関係を考える時、その答えは「間食は敵である。」とする考えが見受けられる傾向にありますが、必要以上に太らない工夫と、食事の間に食物を摂取しないことについて考えてみましょう。

間食は確かにダイエットしている人にとっては敵のように感じますが、実際のところ、本当の敵は別ものです。

ここでは体型を維持することに対する先入観に対し、どのようなことに気遣うことが求められ、どのような現象が起きたら注意することが求められるのか。また、その改善策は存在するのかを考えることで、間食を楽しみながら体型の変化や体重の変化に配慮することで、自己の意思を以ってその全てをコントロールしつつ、ダイエットに挑戦する方法について考えたいと思います。

ダイエットの基本は必要以上のカロリーを摂取しないことに尽きるとの考えですが、必要以上を摂取した場合には、摂取したカロリーを速やかに消費するための努力を惜しまないことにあると思うのです。普通に間食をせずともカロリーを気にせず生活をしていれば、太る時は太ります。間食をしないから痩せるということは無いのです。

ただ、好きな時間に何を食べていいわけでもありません。ダイエットと間食を考える時に必要となるのは、まず食事の際の「咀嚼(そしゃく)」に配慮すべきだと考えます。食物をよく噛むこと、十分な咀嚼を実施することで、食事量は概ね半分程度で満腹状態となり、間食をとりたいとの考えも消すことが期待できるのです。

もし、どうしても3食以外で何か食べたい場合は、我慢せずに食べることも大切です。実はダイエットの最大の敵はストレスなのです。今まで食べていた物を、急に我慢し続けることにストレスを感じていれば逆効果ということです。

しっかりとした体重管理と咀嚼、カロリーを考えた食生活を送ることが一番のダイエットと言えるでしょう。