切らない脂肪除去方法、脂肪溶解注射「メソセラピー」

脂肪吸引を受ける際の不安といえば、痛みなど身体への負担の大きさが挙げられると思います。「メソセラピー」は、脂肪を溶かす薬剤(脂肪溶解剤)を注射することで脂肪細胞を取り除く、いわゆる「切らない脂肪吸引」方法にあたります。

メソセラピーとは

メソセラピーは、高脂血症や脂肪肝といった治療に使用されている、脂肪を溶かす作用のある薬剤「脂肪溶解剤」を利用した切らない脂肪細胞除去方法です。特徴やメリットなどを解説していきます。

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脂肪吸引法・メソセラピーの特徴について

メソセラピーの最大の特徴といえば、メスを使わずに薬剤の注射だけで脂肪細胞を体外へと排出させる方法という点です。脂肪溶解剤を注射することで行うので、メスを使って行う脂肪吸引法と比べると全身麻酔の必要もなく、痛みなどの身体的負担は軽くて済みます。また、施術時間も5~10分程度と短く、施術当日からシャワーが浴びられるなど、時間的や経済的な面でも負担が少ない方法と言えます。

メソセラピーでのメリット・デメリットについて

切る脂肪吸引と比べて、身体・時間・経済的に負担が少なく身近な脂肪吸引法であるメソセラピー。しかし一方で、1回の施術で行える範囲や効果には限界があるため、劇的な痩身効果というのは期待できないなどのデメリットもあります。

メソセラピーのメリット

カニューレと呼ばれる医療器具を用い、皮下の脂肪を吸引する直接脂肪を吸引する脂肪吸引と比べると体への負担は低いとされています。また、外科手術ではありませんので、施術時間も5~10分程度と短く、治療後すぐに日常生活に戻ることができるので、仕事や学校など休まずに受けることも可能です。脂肪吸引を人に知られずに受けたい、という人にも適した施術方法です。

メソセラピーのデメリット

身体的、時間的な面でメリットのあるメソセラピーですが、一般的な切る脂肪吸引に比べ、1回の施術で行える施術範囲や効果が小さいというデメリットがあります。満足した結果を得るためには、平均で6回の治療が必要と言われており、そのため取り除きたい脂肪が多ければ多いほど回数を重ねなければ効果を実感できないようです。結果として切る脂肪吸引よりも、時間的にも経済的にも負担が大きくなってしまう場合もあるのです。

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メソセラピーの術後に起こる症状と注意点

身体的な負担が小さく術後すぐに日常生活へと戻れるのが、メソセラピーのメリットの一つです。ですが全く術後症状が出ないかというとそうではなく、多少ではありますが赤みや腫れ・痛みといった症状が現れます。しかし、日常生活に支障があるような強い痛みなどではなく、赤みや腫れなども数日~1週間程度で消えていきます。ただ、薬剤注射ですのでアレルギーには注意が必要です。アレルギーの方は要注意ですので、必ず事前に医師に申告しましょう。

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総括

一般的な切る脂肪吸引施術に比べて、身体的、時間的ハードルが低く、気軽に受けることのできる脂肪吸引施術だと言えます。しかし、1回で劇的な痩身効果というのは望めないのがデメリットです。逆に言ってしまえば、信頼できるドクターを見つけ、切る施術を1回で済ますこともできるので自分のライフスタイルに合わせて検討することが大切です。ブログなどで、実際に脂肪吸引を体験した人の情報を参考にして、クリニック選び進めていく方法も行ってみるといいでしょう。

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