脂肪吸引手術の後、運動はいつからできる?

脂肪吸引の手術を行った後は、圧迫固定を行い安静にしていることが求められます。手術によって痛みや腫れ・内出血などが起きている状態で無理に体を動かしてしまうと、術後の回復期間・ダウンタイムが長引いてしまう結果にもつながるからです。では、一体施術後のどのタイミングからなら、運動することは可能になるのでしょうか。

術後の過ごし方~運動について

施術直後しばらくは、術後に起こる症状の回復を促すために、安静にしているように指示されます。でもスポーツなど、体を動かすのが好きな人には、一体いつくらいまで運動を控えていなければならないのか、気になるところです。

運動と術後経過の関係とは?

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脂肪吸引手術を行った後は、痛み・腫れ・内出血といった症状が体に現れます。これらの症状は術後3日までが一番強く出るとされていて、術後1週間~2週間を目安に徐々に改善されていきます。この症状が最もはっきり表れている時に、無理に運動をしてしまうと症状を悪化させてしまう危険性があります。運動は症状が回復傾向になる2週間目から、軽いスポーツから可能となり、激しい運動は術後1ヵ月くらいまで控えるようにします。

術後に起こる症状、腫れや内出血・むくみなどの改善を促していくのに、運動は効果的な方法です。運動をすることで血行が良くなり代謝がアップするので、これらの症状が早めに回復しやすくなり、圧迫と安静による血栓症の予防にもなります。しかしこの場合、運動と言っても体に大きな負荷のかからない、家事などのごく軽いものに限られるので注意が必要です。また、症状が最もひどい術後3日くらいまでは、この軽い運動も避け安静にして過ごしてください。

症状がまだはっきりと表れている時期に、無理に運動をしてしまうと症状をさらに悪化させてしまうデメリットがあります。吸引口の傷口が開いてしまったり、体の炎症を強めて腫れや内出血をさらにひどいものにしてしまう可能性が考えられます。そうなるとダウンタイムが長引き、術後の辛い状態がさらに続いていく、自分にとってマイナスな結果になってしまうのです。運動は2週間目くらいから徐々に始めていき、1ヵ月目くらいから負荷の大きいスポーツも大丈夫になります。

術後は安静第一とわかっていても、スポーツを趣味として行っているような体を動かすのが好きな人にとって、安静は辛いものです。痛みなどがある時は「安静にしていなければ」と注意をしますが、少し改善された時が一番もどかしいかと思います。術後すぐはさすがに無理ですが、圧迫ケアを行いながらまずは体への負担が少ない家事労働から始めてください。ウォーキングなど本格的に体を動かすタイミングは、症状が改善に向かう2週間目を目安にしましょう。

総括

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術後は、運動を避け安静にしていることが大切、と言われていますが、だからと言って安静にし過ぎても良くないとのこと。症状が緩和されてきたら徐々に体を動かしていくのが、その後の回復過程においてもベストだそうです。このようなことに相談に乗ってもらえるアフターケアがしっかりしているクリニックで治療を受けたいですよね。ブログに詳しくのっているのでブログをまずはチェックするのが早道ですよ。

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