お腹の脂肪吸引について詳しく解説
ポッコリとしたお腹のお肉を悩んでいる女性はとても多くいらっしゃいます。基本的に、女性の体は大事な子宮を守るという意味で、下腹部周りに脂肪がつきやすいと言われています。ですので、他はそうでもないのにお腹だけがポッコリしている、という人も少なくないのです。脂肪吸引なら、気になるお腹だけをすっきりさせることが可能です。
お腹の脂肪吸引とは
ポッコリとたるんだお腹は、皮下脂肪が過剰についてしまっているのが原因です。お腹の脂肪吸引は、このお腹についてしまった余分な皮下脂肪を吸引して除去することで、すっきりと美しいシルエットに整えていく施術です。
お腹の脂肪吸引についての基礎情報
お腹を脂肪吸引では、「上腹部」「下腹部」「左右側腹部」「腹部全体」のポイントから、その人の状態に合わせて吸引していく範囲を選択していきます。基本的におへそから吸引していきますが、吸引範囲によっては両脚の付け根の下着に隠れる部分からも吸引する場合もあります。脂肪吸引の中では施術の痛みが少ない部位で、比較的気軽に受ける事の出来る施術ですが、吸引するのはあくまでも皮下脂肪やLFD(深いところにある皮下脂肪)だけで、内臓脂肪を脂肪吸引で除去することはできません。
お腹の脂肪吸引を受けようと思ったら
お腹の脂肪吸引を受けてみたい!そんなふうに思ったら、施術前の予備知識として術前・術後について知っておきましょう。医師とのカウンセリングでの質疑応答や、未知の出来事である術後への心構えに役立ててください。
術前に気を付ける事
お腹の脂肪吸引でも、術後はしっかりとした圧迫ケアが必要となります。そのため、チュージーといったお腹の圧迫用サポーターを事前に用意しておきます。また、術後すぐは包帯での圧迫処置と痛みでかなり動きが制限されます。そのため、長いストローやスプーンを用意しておくと良いようですよ!脂肪吸引でダメージを受けた体の回復を早めるためにも、栄養補給は重要です。食欲がない時でも摂りやすい栄養ゼリーや、貧血予防の鉄分サプリもおすすめです。
ダウンタイムについて
お腹の脂肪吸引の場合、ダウンタイムは約1週間と言われています。他の部位と同じく、内出血・痛み・硬縮といった症状が現れますが、他の部位と比べて痛みに関しては比較的少ないようです。また、吸引が広範囲に及ぶお腹の場合、皮膚表面の感覚が一時的に鈍くなる場合があります。このような感覚麻痺は数カ月で改善していきますが、内服薬やインディバ(高周波温熱療法)などでケアしていくことで、回復が早まる場合もあるそうです。
クリニック選びで気を付ける事
お腹の脂肪吸引は、脂肪吸引の中でも比較的施術がしやすい箇所と言われています。けれども、お腹には内臓がありますので、急激な脂肪のとり過ぎは重篤なトラブルが起きないとも限りません。お腹の脂肪吸引手術の経験が豊富で、技術の高い医師がいるかどうかをポイントとして、クリニック選びをすると良いでしょう。また、内臓脂肪が多い人が脂肪吸引をすると、術後に大きな凹凸ができる可能性があります。その点もしっかりと診察してくれる医師がおすすめです。
総括
脂肪吸引の中でも比較的に術後の痛みが少ない、という情報を目にしてさらに興味が湧いてきますよね。とはいえ、リスクは当然あります。死亡事故でよくあるケースはお腹の脂肪を吸引しているときに腹膜を傷つけたり内臓を傷つけたりするケースなのです。そのこともしっかり把握したうえで医師に相談するのもそうですが、ますはブログなどで事前に技術のある先生を特定しておくことがとても大切です。