脂肪吸引・手術や術後の痛みについて解説

脂肪吸引は美容外科手術です。皮膚を切開し体内から脂肪を吸引するわけですから、当然痛みを伴います。もちろん、痛みを緩和させるための手段を講じながら施術は行われますが、完全に痛みをなくすというのは難しいのが現状のようです。切らない脂肪吸引だと痛みはほぼ感じないようですが、その分効果は低いというデメリットが生じます。

脂肪吸引の手術・術後の痛みと緩和ケアについて

脂肪吸引の手術・術後の痛みと緩和ケアについて

脂肪吸引の痛みの度合いについては、吸引した範囲や量などによって個人差はありますが、なるべく痛みが緩和できるようクリニック側でもケアを行っています。もちろん手術中の痛みに対しては麻酔薬を、術後の痛みに対しては痛み止めの処方で、脂肪吸引によって引き起こされる痛みのコントロールをしていきますが実際にブログを読んでもわかるようにかなり痛いと感じる人もいます。できるならば痛みは感じたくないものですから実態を暴いていきます。

手術中の痛みは麻酔が決め手!

脂肪吸引を行う際の麻酔としては「硬膜外麻酔」と「静脈麻酔」の2種類があるようです。「硬膜外麻酔」の場合、太い注射を背中に打ち麻酔薬を体内に注入していきます。そのため麻酔が効く以前に注入する時の痛みや恐怖感が強く、一度行った方は次はしたくないという方も多いようです。又、万が一硬膜を破ってしまうというリスクもあり、そういった場合には入院管理が必要です。美容外科では入院施設がないところがほとんどですので、そのまま帰して、術後1ヶ月以上もひどい頭痛に悩まされた言う事も少なくはないようです。「静脈麻酔」の場合は点滴からお薬を流していくだけですので、麻酔時の負担は遥かに少ないといえますが麻酔が覚めた後は、気分不快があるようです。ただし、最近では麻酔薬も進歩していて、最新のプレセデックスといわれる麻酔薬の登場で、術後の気分不快や術中の麻酔の効きなどは、著しく向上したようです。高価な薬剤ですので、使用しているクリニックは少ないかもしれません。どちらの麻酔にせよ、麻酔がしっかり効けば術中の痛みはありませんが、中には術中全然麻酔が効かなく痛かったという話もありますので、医師の技量は重要です。

術後の痛みについて

手術後の痛みは、麻酔が切れた時から始まります。度合いに関しては、脂肪吸引の範囲や量などにより個人差が現れるようですが、まったく痛みがないということはあり得ないとのことです。体験者のブログをみると手術直後から3日間くらいが一番痛みが強く現れ、背中やおしりを吸引した人では、寝ることが一番辛かったそうです。また、広告等で痛くないなどと宣伝しているクリニックには気をつけた方が良いかもしれません。上述の通り痛くないことはないのです。ある程度しっかり吸引を行なえば、ある程度術後の痛みはあるもの。痛みや腫れが軽いということはあまり吸引量の多くないことも表れでもあるのです。

総括

脂肪吸引するのならばある程度痛みは覚悟しなければならないようです…。このリスクも他のリスク同様クリニックや医師の技量に頼るところが大きいのが現状といえます。脂肪吸引を実際に体験された方のブログを見ると、手術中は「基本的に麻酔が効いて痛みはわからなかった」という意見が多いですが、麻酔を打つ時の痛みと術後の痛みには、みなさん辛い体験を持っていらっしゃるようでした。痛みは個人差があるものですから、色々なブロガーさんの体験談を参考にすると、自分の時の痛み対策にとても役立つと思います!自分が希望する部位の脂肪吸引を受けた人のブログは、本当にいろいろと参考になりますので、ぜひチェックしておきましょう。

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