手術前より太っている?脂肪吸引後に起こる腫れの症状を解説

脂肪吸引手術は、体にカニューレを挿入したり脂肪細胞を吸引したりと、本来ならかかるはずのない負担を体にかけるため、術後にはどうしても痛みなどの症状が現れます。その中の一つが「腫れ」の症状。せっかく手術をしたのに受ける前より太って見える…、術後に腫れが出ている体をみて、そんな不安を覚える人は少なくありません。

術後に起こる症状・腫れについて

患部を中心に起こる腫れの症状。細くなるどころか太ってしまったように見える状態を、不安に思う人もいます。でもこの腫れという症状は、手術のダメージから体が回復していくとともに、自然と改善していく症状でもあります。

腫れが起こってしまう理由とは?

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脂肪吸引は、体に外的な力を加えていくため、どうしても体にダメージを与えてしまいます。その影響で施術を行った手術部位には、ダメージによる炎症が起こります。そしてこれが、腫れの正体です。炎症が治まっていくとともに腫れも引いていきますが、そのためには1週間程度の時間が必要とされています。ですが、脂肪の範囲・吸引量などにより、回復期間には個人差があるという事です。やはり範囲や吸引量が大きいほど、炎症も強く腫れの症状も長引くそうです。

腫れが起こるのは、手術のダメージにより施術部位である患部が炎症を起こしているためです。炎症を起こしている部位は、熱を持っています。炎症を改善させるためには、冷やすことが最も効果的です。特に炎症がピークとなる術後から3日間ほどは、炎症を起こして熱を持っている部位を徹底的にアイシングして、熱を冷やすことが効果的な方法となります。炎症がひくことで腫れも引いていきますので、積極的に冷やしていきましょう。

手術後に体が太ったように見えてしまうのは、腫れだけではなくむくみもその要因となっています。アイシングで炎症が治まってきたら、むくみのケアもおこなっていきましょう。むくみの原因には、麻酔液の影響や炎症も挙げられます。リンパ液が過剰に分泌されたため、血流が滞り水分の排出が妨げられてしまうからです。むくみを改善するには、血行を良くするマッサージや、必要な水分補給といったケアを行っていくのがおすすめです。

腫れが起こってしまうのは、手術により体がダメージを受けたからです。つまり、ダメージの少ない施術法を選ぶことで、術後の腫れを少なく出来る可能性が高まります。でもこれも、確実な手段ではなく、個人差というものもどうしても出てしまいます。避けられないのであれば、やはり積極的なアフターケアこそ、腫れを少なくするためのひと工夫ということになります。しっかりとした圧迫ケアに、アイシングやマッサージを加えて回復を促しましょう。

総括

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脂肪吸引を受けたのに、なんだか前より太っている…?これが腫れやむくみのためとわかっていても、もしこのままだったりしたら。そんな不安を感じてしまうのは、当然の事ですよね。そんな不安を少しでも早く払しょくするためにも、アフターケアをしっかり行っていくことはとても大切です。またそもそも技量のあるクリニックを選ぶことが近道。ブログコンテンツで体験談を見ていいクリニックを探してみましょう。

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