脂肪吸引後の皮膚のたるみの防ぎ方を紹介

脂肪吸引手術は、気になる余分な脂肪を直接吸引し除去することで、理想のボディラインを作っていく医療痩身施術です。ダイエットでは難しい部分痩せにも適している魅力的な施術ですが、一方で不安な面もあります。例えばお肌。今まであったお肉が急に少なくなるのですから、皮膚の収縮が間に合わずたるみの症状となって現れる場合があります。

脂肪吸引後に起こりやすい、皮膚のたるみについて

それまで筋肉と櫃の間を占めていた皮下脂肪が急に少なくなるため、脂肪吸引後に「肌にハリがなくなった」「皮膚がつまめる」など、皮膚のたるみ症状が現れます。その状態を見て、脂肪の取り残しと思う人もいるそうです。

どうしてたるみは起こる?

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脂肪吸引で取り除いていく皮下脂肪は、筋肉と皮膚の間に存在する脂肪細胞です。その脂肪を強制的に取り除いてしまうわけですから、筋肉と皮膚の間に空間が生まれ、支えが弱まった皮膚が重力に従って下にたるんでいってしまうのです。皮膚には伸縮性があり軽度のたるみであれば、自然に回復していくことも望めます。しかし、たるみが大きい場合は圧迫ケアなどアフターケアをしっかりしておかないと、たるんでしまったまま戻らないといったことも考えられます。

手術直後から行われる圧迫処置は、腫れや内出血などの症状を抑える効果が望めるだけでなく、皮膚のたるみ改善にも効果的なケア方法です。施術後にたるんでしまっている皮膚を圧迫固定することで、肌が収縮していくのを助ける作用が期待できるそうです。また、たるんでしまっている皮膚をこまめに保湿ケアしていくことも、アフターケアとして有効な方法です。ビタミンCなど、肌にハリを取り戻す作用のある保湿ケアをしていくことが、おすすめのセルフケアになります。

クリニックによっては、美容マシンを使ったアフターケアのための施術を提供しているところもあります。血行を良くして新陳代謝をアップさせることで、術後の症状の改善を早めていくのが主な目的です。もちろんたるみも、術後の症状の一つ。肌にハリを取り戻し、皮膚のたるみを改善していく施術もおこなわれています。たるみの改善だけではなく、美肌効果も望めますから、クリニックでおこなわれているアフターケア施術をチェックして、活用していきましょう。

術後にたるみの症状が起こってしまうのには、年齢や脂肪の吸引量も要因にあげられます。術後に皮膚のたるみが少ない脂肪吸引器や、技術力の高い医師に施術をお願いすることは、とても有効な手段と言えますが、程度の差はあれそれでもたるみは起こると思っていた方がいいかもしれません。ですので、術後のたるみの可能性について、事前にカウンセリングで医師と相談しておきましょう。事前に対策を練っておく、というのもたるみ改善へ向けてのひと工夫だと思います。

総括

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今まで体の中にあったものがなくなるのですから、一番上にある皮膚がたるんでしまうのは当然とも言える現象です。それに、受ける側の年齢でたるみが起きやすいというのも、ちょっとショックではありますが納得できます…。でも逆にアフターケアに一生懸命になって、脂肪吸引の効果をより高めてしまうかも!なんて思ってしまいました。もちろん技術の高い医師を選ぶことも、術後にたるみが起きにくい医療機器を選択するのも、症状を軽くするのに有効な方法です。

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