脂肪を柔らかくして吸引しやすくする超音波脂肪吸引について

超音波脂肪吸引では、超音波を当てることにより脂肪を柔らかくして吸引しやすい状態にします。 体外式では超音波を当てて柔らかくするのに時間がかかり作業効率が悪く、結果普通に脂肪吸引を行うのに比べあまりメリットがなく、現在ではあまり使用しているクリニックは少ないかと思われます。 体内式は、あまり長時間使用すると火傷のリスクが発生するため、こちらも現在ではあまり使用されていないのが現状です。ともに、脂肪を柔らかくすることで吸引しやすくはなるのですが、あまりメリットはないというのが現状でしょう。ただし、経験の浅い医師にとっては、超音波を使用することによって凸凹等の失敗例はおきにくくなるということはあるようです。

超音波脂肪吸引法とは

超音波脂肪吸引には「体外式」と「体内式」があります。 体外式は脂肪吸引を行う前に30分程度体外から超音波を当てて脂肪を柔らかくしてから脂肪吸引を行います。 確かに吸引しやすくはなるのですが、超音波の照射に時間がかかりすぎるため、結局普通に脂肪吸引を行っていく方が時間も早く、経験の少ない医師には失敗のリスクが減ってよいのですが、ある程度経験のある医師にとってはあまりメリットはないというのが実情です。 体内式「に関しては脂肪を吸引するカニューレの先端に超音波がついていて、直接超音波を当てながら吸引していくというものですが、浅い層の脂肪を吸引する再には火傷のリスクがあり使用できません。 脂肪吸引で行う脂肪は深い層の脂肪は比較的吸引しやすく、超音波は必要とせず、むしろ浅い層の脂肪を吸引する際にメリットがあるのですが、実際は火傷のリスクがあるため、実用的には必要性に乏しいかと思われます。

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超音波での脂肪吸引のメリット・デメリットについて


超音波施術のメリット

超音波脂肪吸引のメリットは、超音波により脂肪が柔らかくなるため、吸引がしやすくなります。 その為、経験の少ない医師が行っても、「全然吸引できていない」「凸凹になってしまった」などの リスクが低くなるといえます。ただし、熟練した医師にとっては、あまり超音波を利用するメリットは ないといえます。

超音波施術のデメリット

体外式超音波の場合は吸引を行う前に30分程度超音波を当ててから吸引するため無駄に時間がかかるといえます。ある程度技術のある医師が行う場合であれば、始めから吸引してしまったほうが早いということになります。体内式の場合は、表面の浅い脂肪層を吸引する際に使用するとやけどを起こしてしまうというリスクがあります。

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超音波施術の術後に起こる症状と注意点

超音波脂肪吸引はあくまで使用する医師が吸引しやすくするための1つの方法であり、決して超音波を使用したから効果が高いとか、腫れや痛みなどのダウンタイムが軽減するというものではありません。通常の脂肪吸引と同じように7日間から10日間程度腫れや痛みはありますので、医師と良く相談して十分なお休みは確保したほうが良いでしょう。

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総括

現在では超音波脂肪吸引に変わるのがベイザー脂肪吸引として宣伝されております。 以前は超音波脂肪吸引なら「沢山の脂肪が吸引出来る」「術後のダウンタイムが軽い」などと宣伝されていましたが、現在はベイザー脂肪吸引が同じように宣伝されております。どちらも、作用原理は同じで、あくまで医師が吸引するにあたり、吸引しやすくする機械であり、決してそれを使ったから効果が高くなるというものではありません。患者側もこういった事を理解しておかないと、「最新の機械です」などといって高い手術料金などを請求されることにもなりますので、しっかりとした知識を身につけたうえでクリニックに行くことをお勧めします。

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